まずトレーニング初期では必要心拍数を運動強度の指標とし、その後、徐々に運動強度を上げていきます。目標心拍数に到達したら、次は上限心拍数を超えない範囲で運動を続けていくと良いでしょう。どうもこの方法は難しいと思われる方は、主観的運動強度というものがありますので、自分の主観的な感覚で、「ややきつい。でも3。分は続けられる」、「冬でも少し汗ばむ程度」の運動などを目標に設定して続けてください。有酸素運動の効果に関する研究では、週3回の運動頻度が最もよく利用されています。

 

1回の運動で、約48時間後まで血糖コントロールやインスリン感受性の改善が認められていることから、糖尿病の予防効果、改善効果を得るためには、週3回程度の習慣的な運動の継続が重要になってきます。運動を週3回行うときに大事なポイントがあります。同じ週3回の運動でも、月・火・水と行うと、水曜日から次の運動を開始する月曜日までには間隔が空き過ぎてしまい、せっかくの効果がなくなってしまうのです。つまり、月・水・金とか、火・木・土のように、せめて同間隔で行うほうが、圧倒的に運動のメリットは高くなるのです。運動はいつの時期から始めてもよく、過去にまったく運動経験がない人でも、 一日3。分の散歩を始めたその日から予防医学的効果が2日後まで続くのです。もとアメリカスポーツ医学会の会長であったポラック博士によると、初心者のジョギングでは、さまざまな障害発生率が週3回のトレーニングよりも週5回のほうが約3倍高まることが指摘されています。特に減量を目的とするのであれば、休息日を入れた週3回のトレーニングが最適と考えられます。